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古典 鍼灸資生経
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古典 鍼灸資生経
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平凡一生
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2004-9-13 09:27:08
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古典 鍼灸資生経
●正面部、中行六穴
(素、水溝、兌端、齦交、承漿、廉泉)
素、一名面王。在鼻柱之端。外台云、不宜灸、鍼一分。
図は、中国鍼灸穴位通鑒(青島出版社)からの引用
素は面王ともいう。鼻柱の端にある。『外台秘要』は、灸はダメ、鍼なら一分という。
水溝、一名人中。在鼻柱下。鍼四分、留五呼、得気即瀉。灸不及鍼、日三壮。若灸、可艾、如小雀糞。風水面腫、鍼此一穴。
出水尽、頓愈。忌同。
水溝は、人中ともいう。鼻柱の下にある。鍼は四分刺入して五呼留め、得気があれば、すぐに瀉す。灸は鍼に及ばないが一日三壮すえる。灸するなら小雀のフンぐらいの大きさのものをすえる。風水による顔の浮腫は、ここ一穴に刺鍼する。水が出尽くし、すぐに癒える。避ける食物は同じ。
明云、日灸三壮至二百罷。若是水気、唯得鍼此穴。若鍼余穴、水尽即死。下云、灸五壮。
『明堂経』は一日に灸を三壮から二百壮で止めるという。もし水気ならば、ただ、この穴だけに鍼をする。もし他の穴に刺鍼すれば、水が尽きて死ぬ。『明堂経』下巻は灸五壮という。
兌端、在唇上端。鍼二分、灸三壮、如大麦。明下云、在頤前、下脣下、開口取之。
兌端は唇の上端にある。鍼は二分、灸なら三壮だが大麦大のをすえる。『明堂経』下巻には、アゴの前で下唇の下、口を開けて取穴するとある。
齦交、在脣内、歯上齦、縫筋中。鍼三分、灸三壮。
齦交は、唇の内側で上歯槽、筋の隙間の中にある。鍼は三分、灸は三壮。
承漿、一名懸漿。在頤前、脣下、宛宛中。日灸七壮、止七七壮。灸、即血脈通宣、其風立愈。依小箸頭作。鍼三分、得気、即瀉。忌同。
承漿は、懸漿とも呼ぶ。アゴの前で、唇の下、凹みの中にある。一日に灸七壮から七×七壮まで。施灸すれば血脈が通じ、すぐに風邪が癒える。モグサは小箸の先端のように作る。鍼は三分刺入して、得気したら瀉法する。避ける食物は同じ。
明云、頤前、下脣之下。鍼三分半。得気即瀉。瀉尽、更留三呼。徐徐引気、而出。日灸七壮、過七七。停四五日後、灸七七。若一向灸、恐足陽明脈断、令風不差。停息、復灸、令血脈通宣、其風立愈。下云、下唇稜下宛中。
『明堂経』は、アゴの前で、下唇の下という。鍼は三分半刺入して、得気したら瀉法する。瀉法が終わったら、さらに三呼留め、徐々に邪気を引いて出す。一日に灸は七壮から七×七壮過ぎ。そのあと四~五日休み、また灸を七×七壮すえる。もし施灸し続ければ、たぶん足陽明の脈を断ち、風邪を治らなくさせる。休んでから、再び施灸を始めることで、血脈を通じさせて、すぐに風邪が癒える。『明堂経』下巻は、下唇が盛り上がる下の凹み中という。
廉泉、一名舌本。在頷下、結喉下(明云、舌本間)。灸三壮。鍼三分、得気即瀉。明云、二分(千云、当頤直下、骨後陥中)。
廉泉は舌本ともいう。アゴの下で、ノドボトケの下(『明堂経』は舌本間という)。灸は三壮。鍼は三分刺入して、得気したら瀉法する。『明堂経』は二分という(『千金方』は、アゴの直下で、骨の後ろの陥中という)。
*「結喉下」は「結喉上」の誤り。だからノドボトケの上。
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显身卡
平凡一生
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2004-9-13 09:27:41
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古典 鍼灸資生経
●面第二行、左右十穴
(攅竹、睛明、巨、迎香、禾)
攅竹二穴、一名始光、一名光明、一名員柱。在両眉頭、少陥、宛宛中。不宜灸。鍼一分、留三呼、瀉三吸、徐徐出鍼。宜以、
細三稜鍼、刺之。宣洩熱気。三度刺、目大明。忌同。明云、宜細三稜鍼、鍼三分、出血。下云、灸一壮。
攅竹二穴は、始光、光明、員柱とも呼ぶ。両眉頭で、少し凹んだ凹みの中に取る。施灸はしない。鍼は一分刺入して、三呼留め、三吸ほど瀉法し、徐々に抜鍼する。細い三稜鍼で刺すとよい。熱気を出す。三度刺すと目が明るくなる。避ける食物は同じ。『明堂経』は、細い三稜鍼を三分刺入して出血させるという。『明堂経』下巻は灸一壮という。
睛明二穴、一名涙孔。在目内眥。鍼寸半、留三呼。雀目者、可久留鍼、然后速出。禁灸。忌同。明云、目内眥頭、外畔陥、宛宛中。鍼一分半、留三呼補。不宜灸。一云、在目内眥外一分。
睛明二穴は、涙孔とも呼ぶ。目内眦にある。鍼は一寸半刺入して三呼留める。鳥目ならしばらく置鍼したあと、すばやく抜鍼する。禁灸。避ける食物は同じ。『明堂経』は、目頭で、外側にある陥凹で、凹みの中という。鍼は一分半刺入し、三呼留めて補法する。灸は悪いという。一は、目頭の外側一分という。
按明堂云、鍼一分半。銅人乃云、入一寸半。二者、必有一誤。予、観面部、所鍼。浅者、入一分。深者四分爾。而素問・気府注、亦云、刺入一分。則是銅人誤写、一分為一寸也。
『明堂経』によれば鍼を一分半。『銅人』は一寸半の刺入という。二者のうち、必ず一つは誤りである。私が鍼をする顔面部を見る。浅ければ一分入り、深くても四分までである。そして『素問』の気府の注でも一分の刺入とある。つまり『銅人』が一分を一寸と誤って写したものである。
巨二穴、夾鼻孔旁八分、直目瞳子。脈、足陽明之会。鍼三分、得気即瀉。灸七壮。
明云、巨、在鼻孔下、夾水溝、旁八分。脈、足陽明之会。鍼三分、灸七七壮。
巨二穴は、鼻孔を挟んで傍ら八分、瞳孔の直下にある。陰陽脈と足陽明の会である。鍼を三分刺入して、得気があれば瀉法する。灸は七壮。
『明堂経』は、巨は鼻孔の下で、水溝を挟んで傍ら八分にあるという。陰陽脈と足陽明の会である。鍼は三分、灸は七×七壮という。
迎香二穴、在禾上一寸。鼻下孔、旁五分。鍼三分、留三呼。不宜灸。忌同。
迎香二穴は禾の上一寸で、鼻の下孔の傍ら五分にある。鍼は三分刺入して、三呼留める。灸は悪い。避ける食物は同じ。
禾二穴、在鼻孔下、夾水溝旁五分。鍼二分。又手陽明穴云、禾、一名長頻。直鼻孔、夾水溝旁五分。 明云、和、在鼻孔下、夾水溝旁五分。下云、禾、在鼻孔下、夾水溝旁五分。灸三壮。
禾二穴は、鼻孔の下で、水溝を挟んだ傍ら五分にある。鍼は二分刺入する。また手陽明穴には、禾の別名を長頻とし、鼻孔の下で、水溝を挟んで傍ら五分という。『明堂経』は、和を鼻孔の下で、水溝を挟んで傍ら五分という。『明堂経』下巻は、禾を鼻孔の下で、水溝を挟んだ傍ら五分。灸は三壮という。
銅人経、禾二穴、在鼻孔下、夾水溝旁五分。明堂下経、作禾。則也。上経、乃作和。皆云、在鼻孔下、夾水溝旁五分。則是一穴也。而銅人、手少陽穴、復有和二穴、在耳前兌(素問、作鋭)、髪陥中。其穴、相去遠矣。恐明堂上経、誤写禾字、作和字也(今以諸経校勘、禾穴者是)。
『鍼灸銅人図経』は、禾二穴を鼻孔の下で、水溝を挟んで傍ら五分という。『明堂経』下巻は禾としている。とはである。上巻は、やはり和としている。いずれも鼻孔の下で、水溝を挟んで傍ら五分としているので、これは同じ穴である。そして『銅人』と手少陽穴には、さらに和の二穴があって、それは耳の前の尖りで(『素問』では鋭としている)、髪の陥中にある。その穴とは、かなり隔たっている。おそらく『明堂経』上巻は、禾の字を和字と間違えたのだろう(現在の諸経典の校勘では、禾穴が正しいとしている)。
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显身卡
平凡一生
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2004-9-13 09:28:14
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古典 鍼灸資生経
●面第三行、左右十穴
(陽白、承泣、四白、地倉、大迎)
陽白二穴、在眉上一寸。直、目瞳子。灸三壮、鍼入二分。
陽白二穴は、眉の上一寸。瞳孔の直上。灸は三壮、鍼は二分刺入する。
承泣二穴、在目下七分。直、目瞳子陥中。禁鍼。鍼之、令人、目烏色。可灸三壮、如大麦。忌同。 明云、鍼入四分半。得気、即瀉。特不宜灸。若灸、無問多少、三日後、眼下、大如拳、息肉。日加長、如桃大、至三十日、定不見物、妨。或如五升許大。
承泣二穴は、目の下七分で、瞳孔直下の陥中にある。禁鍼穴。鍼をすれば、目の周りが黒く内出血する。灸なら三壮だが、モグサは大麦ぐらいとする。避ける食物は同じ。『明堂経』は、鍼を四分半刺入し、得気があれば瀉法する。特に灸はいけない。もし施灸すれば、壮数に関わらず、三日後に眼の下に拳のような大きさのコブができる。日一日と成長し、桃のような大きさとなり、三十日後には、必ず物を見るときに障害となる。あるいは五升ほどの大きさになるという。
銅人云、此穴、可灸三壮、禁鍼。鍼之、令人、目烏色。明堂乃云、鍼入四分半、特不宜灸。灸後、眼下、大如拳。二家、必有所拠。未知其孰是。不鍼、不灸、可也。
『銅人』は、この穴を灸なら三壮だが禁鍼とし、鍼すれば目の周囲が黒くなるという。『明堂経』は、鍼なら四分半ほど刺入できるが、特に灸は悪い。灸すれば眼下が拳のように膨れるという。両家とも、必ず根拠があるはずだ。しかし鍼が悪いのか灸が悪いのか、詳しく判らない。
四白二穴、在目下一寸。灸七壮、鍼三分。凡用鍼、穏審方得。下鍼深、即令人、目烏色。
四白二穴は、目の下一寸にある。灸は七壮、鍼は三分。だいたいは鍼のほうが間違いない。刺入が深いと目の周囲が黒くなる。
地倉二穴、夾口吻旁四分。外、如近下、有脈、微微動、是也。鍼三分(明云、鍼三分半)、留五呼、得気、即瀉。日可灸二七壮。重者、七七。如粗、釵脚大。若大、口転。却灸、承漿七七、即愈。忌同。
地倉二穴は、口を挟んで傍ら四分。外側の近所の下には脈があり、わずかながら動くところが穴である。鍼は三分(『明堂経』は三分半という)刺入して五呼留め、得気があれば、すぐに瀉法する。一日に灸なら二×七壮。重症ならば七×七壮。モグサはカンザシの太さほどにする。モグサが大きいと口が曲がる。そのときは承漿へ七×七壮すえると癒える。避ける食物は同じ。
大迎二穴、在曲頷前寸二分、骨陥中、動脈。又以口下、当両肩。鍼三分、留七呼。灸三壮。
大迎二穴は、アゴの曲がった所から一寸二分で、骨が凹んだ動脈にある。また口を下げると両肩に当たる所である。鍼なら三分刺入し、七呼留める。灸は三壮。
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平凡一生
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2004-9-13 09:28:48
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古典 鍼灸資生経
●面第四行、左右十穴
(本神、絲竹空、瞳子、顴、頭維)
本神二穴、在曲差旁寸半。一云、直耳上、入髪際四分。鍼二分、灸七壮(二説、相去遠矣。可疑。千云、耳正直上、入髪際二分)。
本神二穴は、曲差の傍ら一寸半にある。一は、耳の直上で、髪際を四分入る所という。鍼は二分、灸は七壮(二つの説は、かなり隔たりがある。疑わしい。『千金方』は、耳の直上で、髪際を二分入る所という)。
絲竹空二穴、一名目。在眉後陥中。鍼三分、留二呼、宜瀉不宜補。禁灸。使人、目小、又令目無所見。
絲竹空二穴は、目ともいう。眉の後ろの凹みにある。鍼は三分刺入して二呼留め、瀉法するが補法は悪い。禁灸穴。施灸すると、目が小さくなったり、目が見えなくなる。
瞳子二穴、在目外眥五分。灸三壮、鍼三分。素注、在目外、去眥五分(千注、一名太陽、一名前関)。
瞳子二穴は、目外眦の外側五分にある。灸は三壮、鍼は三分。『素問』の注に、目の外側で、目尻を五分ほど去った所とある(『千金方』の注では、別名を太陽とか前関と呼ぶ)。
顴二穴、在面頬骨下廉、兌骨端陥中、鍼二分。
顴二穴は、顔面の頬骨の下縁で、尖った骨の端にある凹みにある。鍼は二分刺入。
頭維二穴、在額角、入髪際。本神旁寸半。鍼三分。禁灸(本神、在曲差旁寸半)。
頭維二穴は、額角で髪際を入った所で、本神の傍ら一寸半にある。鍼は三分。禁灸穴(本神は、曲差の傍ら一寸半にある)。
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显身卡
平凡一生
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2004-9-13 09:29:25
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古典 鍼灸資生経
●側頭部、左右十四穴、更二穴
(上関、下関、前関、和、聴会、耳門、聴宮、頬車)
上関二穴、一名客主人。在耳前、起骨上廉。開口、有空。動脈、宛宛中。灸七壮。艾、不用大、箸頭作。
是故上関、不得刺深。下関、不得久留鍼也。明云、客主二穴、鍼入一分、留之。得気、即瀉。日灸七壮、至二百。不用大。其鍼灸之、必須側臥、張口取之、乃得穴。避風。下云、灸一壮。
上関二穴は客主人とも呼ぶ。耳の前から始まる骨の上縁にある。口を開くと凹む。動脈の凹む所。灸は七壮。モグサは大きくせず、箸の先ぐらいにする。刺鍼するならば、必ず横向きに寝かせ、口を開かせて取穴すれば得られる。深い刺入を禁ずる。どうして深刺はいけないのか?岐伯は、上関に深刺すればアクビしたいのに口が開けられなくなる。下関に長らく置鍼すれば口を開けたいのにアクビできず牙関緊急となる。だから上関では深刺できず、下関では長くは置鍼できないと答えている。『明堂経』は、客主人の二穴は、鍼なら一分刺入して置鍼し、得気があれば瀉法する。一日に灸は七壮から二百壮すえる。モグサは大きくしない。ここに鍼灸するときは、必ず横向きに寝かせ、口を開けさせて取穴する。風を避けるという。下巻は、灸なら一壮という。
按素問・刺禁曰、刺客主人、内陥、中脈、為内漏、為聾。注云、言刺太深、則交脈、破决。故為耳内之漏、脈内漏、則気不営。故聾。審若是、又不止令人欠、而不得而已。用鍼者、所当知也。
『素問』の刺禁論によれば、客主人に刺鍼して内陥させ、脈に当てて内に漏らせば、耳が聞こえなくなるという。『素問』の注には、刺入が深すぎると言うのは、脈と鍼が交わって破壊する。だから耳内に漏れ、脈が内に漏れるので営気は養わず、それで耳が聞こえなくなるという。もしこれが本当ならば、アクビをしたくとも口が開かない症状にとどまらない。鍼をする者は、知っておくべきである。
下関二穴、在上関下、耳前動脈下廉。合口、有空。開口、即閉。鍼入四分、得気、即瀉。禁灸。又云、下関、不得久留鍼(見上)。側臥、閉口、取穴。
下関二穴は、上関の下で、耳前の動脈の下縁にある。口を閉じると空間ができ、口を開くと塞がる。鍼は四分刺入し、得気があれば瀉法する。禁灸穴。また下関に長らく置鍼できない(上を見よ)。横向きに寝かせ、口を閉じさせて取穴する。
前関二穴、在目後半寸、亦名太陽之穴。理、風、赤眼、頭痛、目眩、目渋。不灸、鍼三分(明)。
前関二穴は、目の後ろ半寸にある。別名を太陽の穴ともいう。風、結膜炎、頭痛、めまい、目がショボショボするものを理す。灸はしない。鍼は三分刺入(『明堂経』)。
銅人、有上関、下関、各二穴。素問、亦同。但明堂上下経、有上関、而無下関。惟上経、有前関穴。又不与下関穴。同在上関之下。恐別自是。前関穴、一名太陽穴。理、風、赤眼、頭痛、目眩渋等疾所、不可廃、故附入、於下関之後。
『銅人』には上関と下関が二穴ずつある。『素問』も同じである。だが『明堂経』の上下巻には上関、だけで下関がない。ただ上巻には前関穴があり、これも下関穴と関係ないが、同じく上関の下にある。恐らく、各自が正しいとしているのだろう。前関穴は太陽穴とも呼び、風や結膜炎、頭痛、めまい、目がショボショボするなどの疾患を理すので捨てられない。そこで下関の後ろに付記した。
和二穴、在耳前、兌髪下、横動脈。鍼七分、灸三壮。素注、在耳前、鋭髪下、横動脈。
和二穴は、耳の前で、髪の形が尖った下、横の動脈にある。鍼は七分、灸は三壮。『素問』の注では、耳の前で鋭い髪の下、横の動脈にある。
和二穴、在耳前、鋭髪陥中。明堂上経、亦有和二穴。即也。在鼻孔下、夾水溝旁五分。即銅人之禾、明堂下経之禾也。或者、明堂上経、誤写禾字、作和字。 恐人以和和為一穴。故備論之。
和二穴は、耳前で髪の形が鋭くなった陥中にある。『明堂経』上巻にも和の二穴がある。とはである。それは鼻孔の下で、水溝を挟んだ傍ら五分にあり、『鍼灸銅人穴図経』の禾であり、『明堂経』下巻の禾である。『明堂経』上巻は、禾を和の文字と写し間違えたのであろう。和と和を同じ穴だと思い込む人がいるかも知れないので、念のため論じておく。
聴会二穴、在耳微前陥中。上関下一寸、動脈宛宛中。張口得之。鍼七分、留三呼、得気即瀉。不須補。日灸五壮、止三七壮。十日后、依前報灸。明云、鍼三分、忌冷食、聴呵。下云、灸三壮(一云、聴呵。前一云、後名聴会)。一名聴呵。
聴会二穴は、耳の少し前の陥中。上関の下一寸で、動脈の凹みの中にある。口を開けて取穴する。鍼は七分刺入して三呼留め、得気があれば瀉法する。補法は必要ない。一日に灸は五壮から三×七壮。十日後に、前と同じように灸を繰り返す。『明堂経』は、鍼は三分。冷食したり笑い声を聴いたりしない。『明堂経』の下巻には、灸三壮(一は聴呵という。前一は、後の名を聴会という)。別名を聴呵。
耳門二穴、在耳前起肉、当耳缺者陥中。鍼三分、留三呼、灸三壮。明下云、禁灸。有病、不過三壮。
耳門二穴は、耳の前で肉の起こる処、耳の欠けている陥中である。鍼は三分刺入して三呼留める。灸は三壮。『明堂経』下巻は禁灸とし、病があっても三壮以内としている。
聴宮二穴、在耳中珠子。大如赤小豆。鍼三分、灸三壮。明云、鍼一分。
聴宮二穴は、耳中で赤小豆ぐらいの大きさの耳珠にある。鍼は三分、灸は三壮。『明堂経』は鍼を一分刺入という。
頬車二穴、在耳下、曲頬端陥中。鍼四分、得気、即瀉。日灸七壮、止七七。如大麦。忌同。 明下云、在耳下、二韭葉陥中。灸三壮。又云、耳下、曲頬骨後。千云、一名機関。在耳下八分、小近前。
頬車二穴は、耳の下で、アゴがカーブする端の陥中にある。鍼は四分刺入して、得気があれば瀉法する。一日に灸を七壮から七×七壮、大麦ぐらいの大きさのものをすえる。避ける食物は同じ。『明堂経』下巻は、耳の下で、ニラの葉二枚ほど離れた陥中にある。灸は三壮。あるいは耳の下で、アゴがカーブしている骨の後ろともいう。『千金要方』は別名を機関とし、耳の下八分にあって少し前に近い。
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显身卡
平凡一生
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2004-9-13 09:51:03
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古典 鍼灸資生経
資生経巻一 №3 肩腕部、背部
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显身卡
平凡一生
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2004-9-13 09:51:55
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古典 鍼灸資生経
●肩部、左右二十六穴
肩井二穴、一名膊井。在肩上陥(明堂、此有罅中二字)、缺盆上、大骨前寸半。以三指、按取之。当中指下、陥中。甲乙経云、只可鍼五分。此膊井脈、足陽明之会、乃連入五蔵気。若刺深、則令人悶倒、不識人、即速須三里、下気。先補不瀉。須臾平復如。故、凡鍼肩井、皆以三里、下其気。大良、灸七壮。明云、鍼四分、先補而後瀉。特不宜灸。鍼不得深。深即令人悶。若婦人、胎落後、微損、手足弱者、鍼肩井、立差。灸乃勝鍼。日灸七壮止一百。若鍼肩井、必三里下気。如不灸三里、即拔気上。
肩井二穴は別名を膊井ともいう。肩の上の陥凹で(『明堂経』では、ここに罅中の二文字がある)、缺盆の上、肩甲骨上縁の前一寸半にある。三指で按じて取穴すると、中指下の陥中である。『甲乙経』は、鍼なら五分刺入する。ここは膊井脈で、手少陽と足陽明の交わるところで、五臓の気に入って繋がっている。もし深く刺せば、人は悶絶して意識不明となる。すぐに足三里で気を下げる。補法して瀉法はしない。そうすれば、しばらくして正常に戻る。だから肩井へ刺鍼するときは、足三里にも刺鍼して臓気を下げる。灸が良く七壮。『明堂経』は、鍼は四分刺入して、補法したあと瀉法する。特に灸はよくない。深く刺鍼できない。深ければ悶絶する。もし婦人が、流産したあと少し衰弱し、手足が弱っていたら、肩井へ刺鍼すると、すぐに癒える。灸は鍼に勝る。一日に七壮から百壮すえる。肩井に刺鍼するならば、必ず足三里で気を引き下げる。足三里に施灸しなければ、突き出した気が上がる。
*昔は直刺だけだったので、深く刺すと気胸を起こし、意識不明になることを警告している。
『明堂経』既云、特不宜灸。又云、灸乃勝鍼、日灸七壮至百壮罷。則是、又可灸矣。不知、何自畔、其説也。或者、肩井不可灸、惟胎落後、手足弱者、可灸耶。
『明堂経』は、特に灸は悪いといい、また灸は鍼より勝り、一日に灸を七壮から百壮という。つまり施灸していいということだ。どうして反することを言うのか判らない。肩井には施灸できないが、流産して手足が弱ったものだけは施灸できるということなのかも知れない。
天二穴、在肩、缺盆中上、骨之際、陥中央。鍼八分、灸三壮。
天二穴は、肩で缺盆中の上、肩甲骨上角の際で陥凹する中央。鍼は八分、灸は三壮。
巨骨二穴、在肩端上行、両叉骨間陥中。灸五壮、鍼寸半。明云、巨骨一穴、在心脾骨頭。日灸三壮、至七壮。禁鍼、鍼則倒懸。一食頃、乃得下鍼、鍼入四分、瀉之。勿補。鍼出、始得正臥。忌同。
下云、巨骨二穴、在肩端上、両行骨陥中、灸一壮(銅云、云門在巨骨下、夾気戸旁各二寸、兪府在巨骨下、旁各二寸、気戸在巨骨下、兪府両旁各二寸)。
巨骨二穴は、肩の端を上行して二又に分かれる骨の間陥中。灸は五壮、鍼は一寸半。『明堂経』は、巨骨一穴は、心脾骨頭にあるという。一日灸は三壮から七壮。禁鍼穴で、刺鍼すれば倒れてしまう。そうなったら30分ぐらいしてから刺鍼し、四分刺入して瀉法する。補法してはいけない。抜鍼して、始めて仰向けになれる。避ける食物は同じ。
『明堂経』下巻は、巨骨二穴は肩端上で、二つに分かれてゆく骨の陥中にあり、灸は一壮(『銅人』は、云門は巨骨の下で、気戸を挟んで傍ら二寸ずつ、兪府は巨骨の下で、の傍ら二寸ずつ、気戸は巨骨の下で、兪府の両側二寸ずつという)。
*やはり直刺して気胸を起こしている。肩井や巨骨は、肩へ向けて斜刺すれば危険はない。仰向けに寝れないのは、気胸症状。
銅人云、巨骨一穴、在肩端上、両叉骨間。『明堂経』下経、亦同。但明堂上経云、巨骨一穴、在心脾骨頭。不特一穴、字不同、而穴在心脾骨頭、亦異。豈其所、謂一穴、在心脾頭者、非巨骨耶。不然、即是誤写二字、作一字。肩胛、為心脾也。
『銅人』は、巨骨一穴は肩端の上で、二又に分かれる骨の間という。『明堂経』下巻も同じである。ただし『明堂経』上巻は、巨骨一穴は、心脾骨頭にあるという。「一穴」という文字が違うだけでなく、穴が心脾骨頭にあるというのも異なる。その一穴といい、心脾頭にあるというものは、巨骨ではないのでは?さもなくば二という文字を一と間違え、肩胛を心脾と書き間違えたのであろう。
臑会二穴、一名臑。在肩前廉、去骨頭三寸、宛宛中。鍼七分、留三呼。得気、即瀉。灸七壮。(素注、臂前廉肩端)
臑会二穴は、別名を臑。肩の前縁で、骨頭から三寸離れた凹みに取る。鍼は七分刺入し、三呼留める。得気したら瀉法する。灸は七壮(『素問』の注には、上腕の前縁で、肩の端)。
肩二穴、在膊骨頭、肩端両骨間陥、宛宛中。挙臂取之。灸七壮、至二七、以差為度。若灸偏風不遂、可七七壮。不宜多。恐手臂細。若風病、筋骨無力、久不差、灸不畏細也。刺即洩、肩臂熱気。唐庫狄欽、患風痺、手足不得伸。甄権、鍼此穴、令将弓箭、射之如故。明云、鍼八分、留三呼、瀉五吸。灸不及鍼。以平手、取其穴。日灸七壮、増至二七。若灸、偏風不随、可至二百。若更多、恐手臂細。若刺、風。風、風病、当其火、艾不畏細也。忌同(千云、肩頭正中、両骨間。一名中肩井。外台名、扁骨)。
肩二穴は、上腕骨頭で、肩端の肩峰と上腕骨の間にある陥凹の中にある。上腕を挙げて取穴する。灸は七壮から二×七壮。治癒したら終える。もし半身不随ならば、七×七壮すえてもよい。多いといけない。上肢が細くなる恐れがある。もし手足が振るえ、筋骨が無力で、長いこと治らなければ、細くなることを心配しなくてよい。刺せば、すぐに肩臂の熱気が瀉される。唐の書庫係の狄欽は、リウマチで手足を伸ばせなかった。甄権が、この穴へ刺鍼すると将に矢を射させた如く的中した。『明堂経』は、鍼は八分刺入して三呼留め、五吸瀉法する。灸は鍼に及ばす。手を水平にして取穴する。一日に灸を七壮から二×七壮。もし半身不随ならば二百までよい。これより多ければ、上肢が細くなるかもしれない。もし刺鍼するなら皮膚病。手足の麻痺などの風病には、手足が細くなることを恐れずに施灸する。避ける食物は同じ(『千金』は、肩端の正中で、肩端の肩峰と上腕骨の間という。別名を中肩井。『外台秘要』は、扁骨と呼んでいる)。
肩二穴、在肩端、臑上陥中。挙臂、取之。鍼七分、灸三壮。明云、五壮。
肩二穴は、肩端で、上腕上の陥中。上腕を挙げて取穴する。鍼は七分、灸は三壮。『明堂経』は、五壮という。
肩貞二穴、在肩胛下、両骨解間。肩後陥中。鍼五分。
肩貞二穴は、肩甲の下で、肩峰と上腕骨の間。上腕骨頭の後ろの陥中。鍼は五分。
天宗二穴、在秉風後、大骨下陥中。灸三壮。鍼五分、留六呼。
天宗二穴は、秉風の後で、肩甲棘の下陥中。灸は三壮。鍼は五分刺入して六呼留める。
秉風二穴、在肩上小後。挙臂、有空。灸五壮、鍼五分。
秉風二穴は、肩の上で、小さな穴の後ろ。上腕を挙げると凹む。灸は五壮、鍼は五分。
臑兪二穴、在肩後、大骨下、胛上廉陥中。鍼八分、灸三壮。素、在肩臑後、挙臂取之。
臑兪二穴は、肩の後ろで、肩峰の下、肩甲骨上縁の陥中にある。鍼は八分、灸は三壮。『素問』は、肩上腕の後ろで、上腕を挙げて取穴すると言う。
曲垣二穴、在肩中央、曲胛陥中。按之、応手痛。灸三壮、鍼五分。明云、九分。
曲垣二穴は、肩の中央で、肩甲骨上角の陥中にある。圧すると手に応えて痛い。灸は三壮、鍼は五分。『明堂経』は九分という。
肩外兪二穴、在肩胛上廉、去脊骨三寸陥中。鍼六分、灸三壮。明上云、一壮。
肩外兪二穴は、肩甲骨上縁で、背骨から三寸の陥中にある。鍼は六分、灸は三壮。『明堂経』上巻は灸一壮という。
肩中兪二穴、在肩胛内廉、去脊二寸陥中。鍼三分、留七呼、灸十壮。
肩中兪二穴は、肩甲骨内縁で、背骨から二寸の陥中にある。鍼は三分刺入して七呼留める。灸は十壮。
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2004-9-13 09:52:38
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古典 鍼灸資生経
●背兪部、中行、十三穴
大椎一穴(一作)、在第一椎上、陥者、宛宛中。鍼五分、留三呼、瀉五吸。灸以年為壮(明云、日灸七壮、至七七壮)。甲乙云、大椎下、至尾骨、二十一椎。長三尺、折量取兪穴。
大椎一穴(とも書く)、第一椎の上で陥凹する穴の中にある。鍼は五分刺入して三呼留め、五吸ほど瀉法する。年齢の数だけ施灸する(『明堂経』は、一日に灸七壮から七×七壮という)。『甲乙経』は、大椎の下から尾骨まで二十一椎。長さ三尺、うなだれて取穴するという。
既曰、大椎。又曰、在第一椎上陥中。必是二穴。非二穴、則不言、在第一椎上矣。此大椎、第一椎、所以異也。但銅人云、大椎在第一椎上陥中。諸経皆同。惟明堂下経云、在第一椎下、陶道穴。既在第一椎下、不応大椎。亦在第一椎下。必是、下経誤写、上字作下字也。考之、下経亦言、陶道穴、在大椎節下。与銅人合。足見、其誤写上字、作下。無疑矣。
大椎といい、さらに第一椎の上の陥中という。これでは二穴である。二穴でなければ、第一椎上とはいえない。これは大椎だから第一椎とは異なる。しかし『銅人経』は大椎を第一椎の上陥中としている。諸書とも同じである。ただ『明堂経』下巻だけは、第一椎下を陶道穴としている。第一椎の下であれば大椎ではなく、やはり第一椎の下である。そうすると下巻は、上の字を下の字と間違えている。調べると下巻は、陶道穴を大椎節の下と言っている。これを『銅人経』と照合すると、上の文字を下に間違えている。疑いない。
陶道、在大椎節下間。俛而取之。灸五壮、鍼五分。
陶道は、大椎節下の間。前かがみになって取穴する。灸は五壮、鍼は五分。
身柱、在第三椎節下間。鍼五分、灸七七壮。明云五壮、下云三壮。
身柱は、第三椎節下の間。鍼は五分、灸は七×七壮。『明堂経』は五壮、下巻は三壮という。
神道、在五椎節下間。俛而取之。灸七七壮、止百壮。小児、風癇、、可灸七壮。明云、鍼五分、灸三壮。又云五壮。
神道は、五椎節下の間。前かがみになって取穴する。灸は七×七壮から百壮まで。小児のひきつけ、痙攣には七壮ほど施灸する。『明堂経』は、鍼は五分、灸は三壮といい、また五壮という。
霊台、在六椎節下間。俛而取之。経闕療病法、出素問。
霊台は、六椎節下の間。前かがみになって取穴する。経気が途絶えた病を治療する。『素問』から出た。
至陽、在七椎節下間。俛而取之。鍼五分、灸三壮。明下云七壮。
至陽は、七椎節下の間。前かがみになって取穴する。鍼は五分、灸は三壮。『明堂経』下巻は七壮という。
筋縮、在九椎節下間。俛而取之。鍼五分、灸三壮。明下云七壮。
筋縮は、九椎節下の間。前かがみになって取穴する。鍼は五分、灸は三壮。『明堂経』下巻は七壮という。
脊中、一名神宗。在十一椎節下間。俛而取之。禁灸。灸令人、腰背傴僂。鍼五分、得気即瀉。明堂作、脊兪、一名脊中。在十一椎中央。
脊中は別名を神宗という。十一椎節下の間。前かがみになって取穴する。禁灸穴。灸をすると腰背が曲がってセムシになる。鍼は五分刺入して、得気があれば瀉法する。『明堂経』は、脊兪、別名を脊中とし、十一椎の中央にあるとしている。
接脊、在十二椎下節間(下経、治小児疳、脱肛)。
接脊は、十二椎下節の間(『明堂経』下巻は、小児の栄養不良や脱肛を治すという)。
懸枢、在十三椎節下間。伏而取之。鍼三分、灸三壮。 明云、在十二椎下節間。下云、十一椎下。
懸枢は、十三椎下節の間。うつぶして取穴する。鍼は三分、灸は三壮。『明堂経』は、十二椎下節の間。『明堂経』下巻は十一椎下という。
*節下間は下節間の誤り。
銅人云、懸枢在十三椎節下間。明堂上経作、十二椎節間。下経作、十一椎下。脊中穴、既在十一椎下、不応懸枢、又在十一椎下。固知其誤矣。考之、素問亦与銅人同。当以銅人為正。明堂上経、亦誤三字、作二字也。要之接脊穴、在十二椎下爾。
『銅人経』は、懸枢を十三椎節下の間という。『明堂経』上経は、十二椎節の間としている。『明堂経』下巻は、十一椎の下としている。脊中穴が十一椎下で、懸枢ではないのに、また十一椎下としている。だから間違いと判る。調べると『素問』と『銅人』は同じである。だから『銅人』を正しいとする。『明堂経』上巻は、またもや三字を二字に間違えている。要するに接脊穴が、十二椎の下である。
命門、一名属累。在十四椎節下間。伏而取之(明作、俛而取之)。鍼五分、灸三壮。
命門は別名が属累という。十四椎節下の間。(『明堂経』は「伏而取之」を「俛而取之」としている。鍼は五分、灸は三壮。
陽関、在十六椎下間。伏而取之。鍼五分、灸三壮。闕療病法(出素問)。
陽関は、十六椎下の間。うつぶして取穴する。鍼は五分、灸は三壮。厥を治療する(『素問』が出典)。
腰兪、一名背解、一名髄孔、一名腰柱、一名腰戸。在二十一椎節下間、宛宛中。以挺腹地、舒身、両手相重、支額、縦四体、後乃取其穴。鍼八分、留三呼、瀉五吸。灸七壮、至七七壮。忌房労、挙重強力。甲乙云、鍼二寸、留七呼。灸七七壮。明云三壮。下云五壮。素注云、鍼一分。新校正云、按甲乙経、作二寸。水熱穴注、亦可二寸。気府論注、骨空論注、作一分。一名髄空。
腰兪は、別名を背解、別名を髄孔、別名を腰柱、別名を腰戸という。二十一椎節下の間にある凹み。地面で腹を張り、身体を伸ばし、両手で額を支え、四体が縦になったところで取穴する。鍼は八分刺入し、三呼留め、五吸ほど瀉法する。灸は七壮から七×七壮。セックスや重いものを持たないようにする。『甲乙経』は、鍼は二寸刺入して七呼留める。灸は七×七壮。『明堂経』は三壮。『明堂経』下巻は五壮という。『素問』の注は、鍼一分といい、新校正は、『甲乙経』に従って二寸としている。水熱穴の注にも二寸とあり、気府論や骨空論の注には一分としている。別名を髄空という。
長強、一名気之陰。督脈、絡別、其穴。趺地取之。 甲乙云、在脊端。計三分転鍼、以大痛為度。其穴、趺地取之、乃得。灸不及鍼、日三十壮、止二百此。痔根、本是冷。忌冷食、房労。甲乙云、鍼二寸、留七呼。明下云五壮。
長強は別名を「気之陰」という。督脈の絡別で、その穴は、地面にあぐらをかいた姿勢で取穴する。『甲乙経』は、背骨の尾骨の端。鍼を三分刺入して転がし、痛ければ終える。この穴は地面にあぐらをかいた姿勢でないと得られない。灸は鍼に及ばないが、一日に三十壮から二百壮。痔の根は、冷えである。だから冷たい物やセックスを避ける。『甲乙経』は、鍼を二寸刺入して七呼留めるという。『明堂経』下巻は、灸五壮という。
自大椎、至腰兪。長同身寸三尺、折量取穴(甲)。
大椎から腰兪まで。長さは同身寸を三尺とし、前かがみの姿勢で取穴する(『甲乙経』)。
有里医言、凡灸椎骨、当灸骨節、突処、方験。灸節下、当骨、無験。以魚肉骨参之。其言、為可信葢。依其言、当骨節灸之。
ある町医者は、督脈穴に施灸するときは、棘突起に突き当たるところにすえると効果がある。棘突起の下で、骨の場所では効果がないという。魚肉の骨を参考にすると、その言葉に信頼性がある。それに基づいて棘突起に施灸している。
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2004-9-13 09:53:36
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古典 鍼灸資生経
●背兪、第二行、四十四穴
大杼二穴、在項後、第一椎下、両旁、相去各寸半、陥中。鍼五分、可灸七壮(甲乙同)。
明云、禁灸。下経云、灸五壮。素同(難疏。骨会、大杼。骨病治此)。
大杼二穴は、うなじの後ろで第一椎下、両側一寸半の陥中にある。鍼は五分、灸なら七壮(『甲乙経』も同じ)。
『明堂経』は禁灸穴という。『明堂経』下巻は、灸五壮という。『素問』も同じ(『難経疏』に、骨会、大杼。骨病は、ここで治すとある)。
明堂云、禁灸。而銅人云、可灸七壮。必有説也。要非大急、不必灸。
『明堂経』は、禁灸穴という。そして『銅人経』は、灸七壮という。必ず根拠があるはずだ。もし急病でなければ灸しないほうがよい。
風門二穴、一名熱府。在二椎下、両旁、相去各寸半。鍼五分、留七呼。今附、若頻刺、洩諸陽熱気、背永不発癰疽。灸五壮。
風門二穴は、別名を熱府という。二椎下の両側一寸半にある。鍼は五分刺入して七呼とどめる。ここに、頻繁に刺していれば諸陽の熱気を排出し、背に永久にオデキが発生しないことを付け加えておく。灸は五壮。
肺兪二穴、在三椎下、両旁、各寸半(自此後、不写、相去二字)。鍼三分、留七呼、得気即瀉。出甲乙経、甄権鍼経云、在三椎下、両旁、以搭手、左取右、右取左。当中指末、是穴。鍼五分、留七呼。灸百壮。明下云三壮(千、肺兪、対乳引縄度之)。
肺兪二穴は、三椎下の両側一寸半にある(これ以降、相去の二文字を省く)。鍼は三分刺入して七呼留め、得気があれば瀉法する。『甲乙経』の出典。甄権の鍼経では、三椎下の両側で、手を被せ、左なら右、右なら左を取る。中指の先端に穴が当たるという。鍼は五分刺入して七呼留める。灸は百壮。『明堂経』下巻は、三壮という(『千金方』の肺兪は、乳に対して引いた紐を基準としている)。
厥陰兪二穴、在四椎下、両旁、各寸半。鍼三分、灸七七壮。千、扁鵲云、名闕兪。
厥陰兪二穴は、四椎下の両側一寸半にある。鍼は三分、灸は七×七壮。『千金方』は、扁鵲が闕兪と呼んだと書いている。
心兪二穴、在五椎下、両旁、各寸半。鍼三分、留七呼、得気即瀉。不可灸。明下云、灸五壮(千云、第七節、対心、横三間)。
心兪二穴は、五椎下の両側一寸半にある。鍼は三分刺入して七呼留め、得気があれば瀉法する。施灸できない。『明堂経』下巻は灸五壮という(『千金方』は、第七節で心臓の横三間と向かい合わせという)。
銅人云、心兪、不可灸、可鍼入三分。世医、因此、遂謂心兪、禁灸、但可鍼爾。殊不知、刺中心、一日乃死。乃素問之戒。豈可妄鍼耶。千金言、風中心、急灸心兪、百壮。服続命湯、又当権、其緩急可也。豈可泥、不可灸之説、而坐受斃耶。
『銅人』は、心兪には施灸できないが鍼なら三分刺入できるという。世の医者は、そのために心兪を禁灸穴としたが鍼はよいとした。意外や「中心を刺せば一日で死ぬ」という『素問』の戒めをご存じない。どうして軽々しく刺鍼できよう?『千金方』は、風が心臓に当たったら、急いで心兪へ灸百壮。そして続命湯を飲む。またその緩急を制することもできるという。なんで「施灸できない」説にとらわれ、坐して死を受けるのか?
督兪二穴、一名高葢。在六椎下、両旁、各寸半。禁鍼、通灸。銅人経、缺此穴。明堂経、有之。今、依明堂、入在此。恐銅人本、不全也。
督兪二穴は別名を高蓋という。六椎下の両旁一寸半にある。禁鍼穴で、施灸する。『銅人経』には、この穴がない。『明堂経』にはある。ここでは『明堂経』に基づいて加えた。恐らく『銅人経』の本は完全でない。
膈兪二穴、在七椎下、両旁、各寸半。鍼三分、留七呼。灸三壮。明下云、五壮(難疏、血会膈兪。血有病、名此)。
膈兪二穴は、七椎下の両旁一寸半にある。鍼は三分刺入して七呼留める。灸は三壮。『明堂経』下巻は五壮という(『難経疏』に、血会膈兪とある。血の病には、ここに施灸する)。
八椎下、両旁、銅人、明堂、並缺兪穴。
八椎下の両旁は、『銅人経』、『明堂経』とも兪穴がない。
肝兪二穴、在九椎下、両旁、各寸半。鍼三分、留六呼。灸三壮。明下云、七壮。素云、刺中肝、五日死。
肝兪二穴は、九椎下の両側一寸半にある。鍼は三分刺入して六呼留める。灸は三壮。『明堂経』下巻は七壮という。『素問』は、刺して肝に当てれば五日で死ぬという。
胆兪二穴、在十椎下、両旁、各寸半。正坐取之。灸三壮、鍼五分。明云、三分。下経云、灸五壮。素、刺胆、一日半死。
胆兪二穴は、十椎下の両側一寸半にある。座って取穴する。灸は三壮、鍼は五分刺入。『明堂経』は三分刺入。『明堂経』下巻は、灸五壮という。『素問』は、胆を刺せば一日半で死ぬという。
脾兪二穴、在十一椎下、両旁、各寸半。鍼三分、留七呼。灸三壮。明下云、五壮。素云、刺中脾、十日死。
脾兪二穴は、十一椎下の両側一寸半にある。鍼は三分刺入して七呼留める。灸は三壮。『明堂経』下巻は五壮という。『素問』は、刺して脾に当てれば十日で死ぬという。
胃兪二穴、在十二椎下、両旁、各寸半。鍼三分、留七呼。灸随年為壮。明云、三壮。下云、七壮。
胃兪二穴は、十二椎下の両側一寸半にある。鍼は三分刺入して七呼留める。灸は年齢の数だけすえる。『明堂経』は三壮といい、『明堂経』下巻は七壮という。
三焦兪二穴、在十三椎下、両旁、各寸半。鍼五分、留七呼。灸三壮。明云、鍼三分。下云、灸五壮。
三焦兪二穴は、十三椎下の両側一寸半にある。鍼は五分刺入して七呼留める。灸は三壮。『明堂経』は、鍼は三分刺入する。『明堂経』下巻は灸五壮という。
腎兪二穴、在十四椎下、両旁、各寸半。与臍平。鍼三分、留七呼。灸以年為壮。忌同。明云、三壮。下云、五壮(刺腎、六日死)。
腎兪二穴は、十四椎下の両側一寸半にある。臍と水平。鍼の三分刺入し七呼留める。灸は年齢だけすえる。避ける食物は同じ。『明堂経』は三壮といい、『明堂経』下巻は五壮という(腎を刺すと六日で死ぬ)。
気海兪二穴、在十四椎下、両旁、各寸半。通灸。
気海兪二穴は、十四椎下の両側一寸半にある。施灸する。
按明堂、有気海兪。而銅人無之。恐銅人本、不全。故、依明堂、附入於此。
『明堂経』には気海兪があるが、『銅人経』には無い。恐らく『銅人経』の書は完全でない。そこで、『明堂経』に基づいて、これを加える。
大腸兪二穴、在十六椎下、両旁、各寸半。鍼三分、留六呼。灸二壮。
大腸兪二穴は、十六椎下の両側一寸半にある。鍼は三分刺入して六呼留める。灸は二壮。
関元兪二穴、在十七椎下、両旁、各寸半。鍼三分。
関元兪二穴は、十七椎下の両側一寸半にある。鍼は三分刺入する。
按明堂、有関元兪。而銅人無之。恐銅人本、不全。故依、明堂、附入於此。
『明堂経』には関元兪があるが、『銅人経』には無い。恐らく『銅人経』の書は完全でない。そこで、『明堂経』に基づいて、これを加える。
小腸兪二穴、在十八椎下、両旁、各寸半。鍼三分、留六呼。灸三壮。
小腸兪二穴は、十八椎下の両側一寸半にある。鍼は三分刺入して六呼留める。灸は三壮。
膀胱兪二穴、在十九椎下、両旁、各寸半。鍼三分、留六呼。灸三壮。明下云、七壮。
膀胱兪二穴は、十九椎下の両側一寸半にある。鍼は三分刺入して六呼留める。灸は三壮。『明堂経』下巻は七壮という。
中膂内兪二穴、一名脊内兪。在二十椎下、両旁、各寸半。侠脊、起肉。鍼三分、留十呼。灸三壮。明下云、主腰痛、夾脊膂痛、上下按之。応者、従項後、至此穴、痛皆灸之。立愈。
中膂内兪二穴は別名を脊内兪ともいう。二十椎下の両側一寸半にある。背骨を挟んで肉の起こるところである。鍼は三分刺入して十呼留める。灸は三壮。『明堂経』下巻は、腰痛や背筋の痛みには上から下まで按圧する。それが応えれば、後頚部から、この穴まで、痛むところすべてに施灸する。すぐに癒えるという。
白環兪二穴、在二十一椎下、両旁、各寸半。甲乙云、鍼如腰戸法同、挺腹地、端身、両手相重支額、縦息、令皮膚倶緩、乃取其穴。鍼八分、得気即瀉。訖多補之。不宜灸、忌房労、不得挙重。明下云、灸三壮。
白環兪二穴は、二十一椎下の両側一寸半にある。『甲乙経』は、鍼は腰戸の法と同じく、腹をまっすぐにして姿勢を正しくし、両手で額を支えて力を抜くと、皮膚が緩むので取穴する。鍼を八分刺入して得気があれば瀉法し、それが終わったら補法する。灸はよくない。セックスしたり重いものを挙げるなどは避ける。『明堂経』下巻は、灸三壮という。
上二穴、在第一空、腰下、侠脊陥中。鍼三分、灸七壮。千云、腰踝下一寸。
上二穴は、一番目の凹み、仙骨上関節突起の下で、正中仙骨稜を挟んだ陥中にある。鍼は三分刺入、灸は七壮。『千金方』は、仙骨上関節突起の下一寸という。
次二穴、在第二空、侠脊陥中。可灸七壮、鍼三分。
次二穴は、二番目の凹み、正中仙骨稜を挟んだ陥中にある。灸は七壮、鍼は三分。
中二穴、在第三空、侠脊陥中。鍼二分、留十呼。灸三壮。
中穴は、三番目の凹み、正中仙骨稜を挟んだ陥中にある。鍼は二分刺入して十呼留める。灸は三壮。
下二穴、在第四空、侠脊陥中。鍼二分、留十呼、灸三壮。
下二穴は、四番目の凹み、正中仙骨稜を挟んだ陥中にある。鍼は二分刺入して十呼留める。灸は三壮。
会陽二穴、一名利機。在陰尾骨、両旁。鍼八分、灸五壮。千金八、在腰目下三寸、侠脊、相去四寸(両辺四穴、故名八)。其曰、夾脊四寸、是除脊各寸半也。凡大杼下穴、皆当除脊、各寸半。
会陽二穴は別名を利機という。お尻の尾骨の両側。鍼は八分、灸は五壮。『千金方』は、八を腰目穴の下三寸。尾骨を挟んで、互いに去ること四寸(両側の四穴だから八という)とある。その尾骨を挟んで四寸とは、尾骨を除いて一寸半という意味である。大杼から下の穴は、すべて背骨を除いて一寸半ずつである。
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2004-9-13 09:54:35
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古典 鍼灸資生経
背兪、第三行、左右二十八穴
附分二穴、在第二椎下、附項内廉、両旁、相去侠脊、各三寸。灸五壮、鍼三分。
附分二穴は、第二椎の下、後頚部内側に近い両側、背骨を挟んで三寸ずつ離れたところにある。灸は五壮、鍼は三分。
魄戸二穴、在三椎下、両旁、各三寸。正坐取之。鍼五分、得気即瀉。又宜、久留鍼。日灸七壮、止百壮。忌同。
魄戸二穴は、三椎下の両側三寸にある。正坐して取穴する。鍼は五分刺入して、得気があれば瀉法する。また長く置鍼してもよい。灸は一日七壮から百壮まで。避ける食物は同じ。
明云、日七壮至二百。下云、魂戸、在三椎下、両旁各三寸、灸三壮。又云、魄戸、在三椎下、両旁各三寸、灸五壮。素注云、魄戸上直、附分。
『明堂経』は一日七壮から二百といい。『明堂経』下巻は、魂戸を三椎下の両側三寸。灸は三壮という。また魄戸は、三椎下の両側三寸。灸は五壮という。『素問』の注は、魄戸の直上は附分と言っている。
銅人、有魄戸穴。明堂上経、亦同。而下経、既有魄戸穴、又有魂戸穴。皆云、在三椎下、若謂誤写、魄字作魂。不応、両出魄戸穴也。考之、下経、既有懸鐘矣。後又有懸鐘。既有天突矣。其治小児、又有天突。意者、魂戸、即魄戸(誤作魂)。而両出之。不然、何其穴、皆在、三椎旁歟。
『銅人図経』にも魄戸穴がある。『明堂経』上巻も同じである。そして『明堂経』下巻には魄戸穴があるのに、魂戸穴もある。いずれも三椎下という。魄の字を魂に書き間違えたのでなければ、二つとも魄戸穴から出たものではない。調べると、下巻には懸鐘があるのに、後でも懸鐘があり、さらに天突がある。その主治は小児で、また天突がある。その意味するものは、魂戸とは魄戸である(間違えて魂と書いた)。そして、二つともこれから出ている。そうでなくては、なぜこの穴が、いずれも三椎の傍らにあるのか?
膏肓兪二穴、在四椎下(明云、近五椎)、両旁、各三寸。主無所不療、羸痩、虚損、夢中失精、上気、咳逆、発狂、健忘(明云、狂惑、忘誤)。取穴之法、令人正坐、曲脊、伸両手、以臂得動揺。従胛骨上角、摸、至骨下頭。其間、当四肋三間、灸中間。従胛骨之裏、去胛骨、容側指許、摩、去表肋間、空処。按之、自覚、牽引於肩中。灸両胛中、一処、至百壮、多至五百壮(明云、六百壮、多至千壮)。当覚下、然、以流水之状、亦当有所下出。若得痰疾、則無所不下也。如病人、已困、不能正坐、当令側臥、挽上臂、令取穴、灸之。又以右手、従左肩上住、指頭所不及者、是穴也。右取亦然。乃以前法、灸之。若不能久坐、当伸両臂、令人挽両胛骨、使相離。不爾、即胛骨、覆其穴、灸之無験。此灸訖後、令人陽気益盛、当消息、以自補養。論曰、昔在和緩、不救晋侯之疾。以其在膏之上、肓之下。鍼薬所、不能及。即此穴、是也。時人拙、不能求、得此穴。所以宿病、難追。若能用心、方便求得灸之。無疾不愈、出千金、外台。
膏肓兪二穴は、四椎下(『明堂経』は五椎の近くという)で、両側三寸にある。羸痩、虚損、夢中失精、上気、咳逆、発狂、健忘(『明堂経』は、狂惑、忘誤という)など、治療できぬ病気はない。取穴法は、人を正坐させて背を曲げ、両手を伸ばして上肢を動揺させる。そして肩甲骨上角から骨の下端までを撫でる。その間は第四肋骨と第三肋骨の間、その中間に灸をすえる。肩甲の裏で、肩甲骨から指が入るほど離れたところで、背を撫でて、表の肋間を離れた空隙である。圧すると肩中が引っ張られるように感じる。両肩甲骨で挟まれた中の一ケ所に灸を百壮から五百壮すえる(『明堂経』は六百壮から千壮という)。すると排便したくなり、ゴロゴロと流水のような音をたてて出る。痰による疾患であれば、必ず出る。もし病人が横たわって正坐できなければ、患者を横に寝かせ、上肢を引っ張って取穴し、施灸する。また右手を左肩上から背に回し、指先の届かぬところが、この穴である。右の膏肓兪を取るときも同じようにする。そして前の方法で施灸する。長く坐っていられなければ、上肢を伸ばして交差させ、互いの手で反対側の肩甲骨を引っ張らせ、離れさせる。そうしないと肩甲骨が膏肓兪を覆うので、施灸しても効果がない。灸が終わると、人の陽気を盛んにするので、休養して栄養補給する。書物に、むかし和緩がいて、晋侯の病気を救えなかった。その病は膏の上で、肓の下にいたので、鍼も薬も達しなかった。それが、この穴である。その時代は技術が未熟で、この穴を知らなかった。だから慢性病は治しがたかった。もし考えることができれば、これに施灸する。治らぬ病はない。これは『千金要方』や『外台秘要』にある。
灸膏肓功効、諸経、例能言之。而取穴、則未也。千金等方之外、荘綽論之最詳。然、繁而無統、不能定於一。予嘗、以意取之。令病人、両手、交在両膊上(灸時、亦然)。胛骨、遂開其穴、立見。以手指、摸索、第四椎下、両旁各三寸。四肋三間、之中間。按之、酸疼、是穴。灸至千百壮、少亦七七壮。当依千金、立点、立灸。坐点、坐灸。臥点、臥灸云(若尺合爪、在両膝頭中、点穴亦得)。
膏肓の灸の効能は、各種書物に例を挙げている。だが取穴は書かれていない。『千金要方』などの医書以外では、荘綽の論じているものが最も詳しい。しかし複雑で統一性がなく、一つに絞れない。私の取穴法は、患者の両手を交差させて反対側の肩峰を持たせる(施灸する時も同じ)。それによって肩甲骨は開き、その穴が出現する。そこで指で第四椎の下、両側三寸。第四肋間と第三肋間の中間。圧すると怠く痛むところが穴である。灸は千百壮、少なくとも七×七壮すえる。『千金要方』に基づいて、立って点穴すれば立った姿勢で施灸し、坐って点穴すれば坐った姿勢で施灸し、横になって点穴すれば横になった姿勢で施灸する(モノサシとして爪を合わせ、両膝頭の中央で点穴しても得られる)。
神堂二穴、在五椎下、両旁、各三寸陥中。正坐取之。鍼三分、灸五壮。明下云、三壮。素注云、上直魄戸(余同)。
神堂二穴は、五椎の下、両側三寸の陥中にある。正坐して取る。鍼は三分、灸は五壮。『明堂経』下巻は三壮。『素問』の注は、直上が魄戸という(ほかも同じ)。
二穴、在肩膊内廉、侠(明堂、作在)六椎下、両旁、各三寸。正坐取之。以手、痛按之。病者言、。鍼六分、留三呼、瀉五吸。灸二七壮、止百。忌菜、白酒。 明下云、五壮。
二穴は、肩甲骨の内側で、六椎の下を挟んで(『明堂経』はあるとしている)、両側三寸にある。正坐して取穴する。手で痛むところを押すと、病人は、イキーと言う。鍼は六分刺入して三呼留め、五吸瀉法する。灸は二×七壮から百壮。ヒユ菜や焼酎を避ける。『明堂経』下巻は五壮という。
膈関二穴、在七椎下、両旁、各三寸陥中。正坐取之。鍼五分、灸五壮。
膈関二穴は、七椎の下、両側三寸の陥中にある。正坐して取穴する。鍼は五分、灸は五壮。
魂門二穴、在九椎下、両旁、各三寸陥中。正坐取之。灸三壮、鍼五分。
魂門二穴は、九椎の下、両側三寸の陥中にある。正坐して取穴する。灸は三壮、鍼は五分。
陽綱二穴、在十椎下、両旁、各三寸陥中。正坐、闊肩、取之。鍼五分、灸三壮。明下云、七壮。
陽綱二穴は、十椎の下、両側三寸の陥中にある。正坐して肩を広げて取穴する。鍼は五分、灸は三壮。『明堂経』下巻は七壮という。
意舎二穴、在十一椎下、両旁、各三寸陥中。正坐取之。鍼五分、灸五十壮、至百壮。明云、五十壮、至百二十壮。甲乙云、三壮、鍼五分。下云、灸七壮。素注二壮。
意舎二穴は、十一椎下、両側三寸の陥中にある。正坐して取穴する。鍼は五分、灸は五十壮から百壮。『明堂経』は、五十壮から百二十壮という。『甲乙経』は三壮、鍼は五分という。『明堂経』下巻は灸七壮という。『素問』の注は二壮。
胃倉二穴、在十二椎下、両旁、各三寸陥中。鍼五分、灸五十壮。明云、五十壮。甲乙云、三壮。
胃倉二穴は、十二椎下、両側三寸の陥中にある。鍼は五分、灸は五十壮。『明堂経』は、五十壮という。『甲乙経』は三壮という。
肓門二穴、在十三椎下、両旁、各三寸。又肋間。其(明堂作異)経云、与鳩尾、相直。灸三十壮、鍼五分。
肓門二穴は、十三椎下、両側三寸にある。これも肋間である。それを(『明堂経』は異としている)経は、鳩尾と垂直という。灸は三十壮、鍼は五分。
志室二穴、在十四椎下、両旁、各三寸陥中。正坐取之。鍼五分、灸三壮。明下云、両旁、各三寸半。灸七壮。
志室二穴は、十四椎下、両側三寸の陥中にある。正坐して取穴する。鍼は五分、灸は三壮。『明堂経』下巻は両側三寸半という。灸は七壮。
明堂上経作、両旁各三寸。与銅人経同。而下経乃作、三寸半。必是分外半字也。
『明堂経』上巻は、両側三寸としている。これは『銅人経』と同じである。だが『明堂経』下巻は三寸半としている。必ず本文以外の半字である。
胞肓二穴、在十九椎下、両旁、各三寸陥中。伏而取之。灸五七壮、鍼五分。明云、灸五七壮、至五十壮。甲乙云、三壮。下云、五壮。
胞肓二穴は、十九椎下、両側三寸の陥中にある。うつぶして取穴する。灸は五×七壮、鍼は五分。『明堂経』は、灸は五×七壮から五十壮。『甲乙経』は三壮という。『明堂経』下巻は五壮という。
秩辺二穴、在二十椎下、両旁、各三寸陥中。伏而取之。灸三壮、鍼五分。忌同。明云、在二十椎下、両旁、各三寸。灸三壮、鍼三分。
秩辺二穴は、二十椎下、両側三寸の陥中にある。うつぶして取穴する。灸は三壮、鍼は五分。避ける食物は同じ。『明堂経』は、二十椎下、両側三寸。灸は三壮、鍼は三分という。
素問気府論、注曰、秩辺、在二十一椎下、両旁。上直、胞肓。与銅人経、明堂経、二十椎下、不同。未知、其孰是。姑両存之。
『素問』気府論の注は、秩辺は二十一椎下の両側。直上は胞肓としている。これは『銅人経』や『明堂経』が二十椎下としているのとは異なる。どれが正しいのか判らない。しばし二つが存在する。
以上二十八穴、当準千金方、除脊各三寸取穴。
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